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第40回九州ジュニアU12サッカー大会 福岡県大会 

 

FC東福岡ジュニアU12イレブンの集大成となる最後の公式戦。
福岡県各地区を勝ち抜いた精鋭24チームのジュニアサッカー戦士のエンディングロードを照らすべく晴天の太陽は微笑む。

 

初日、3チーム総当りの予選リーグは上位2チームが2日目の決勝トーナメントへ進む。
FC東U12イレブンは明確な目標を持って臨む本大会に最高の準備で仕上がりを見せ初戦に挑む。

新人戦県大会でも敗戦した約1年ぶりの対戦となる強豪チームとの初戦は試合開始から全開のプレーを要求される。
イレブンは支部予選からの好調を維持して自らのスタイルでペースを奪いに行く。
アグレッシブなプレスからリズムをつかみ長短のパスを連動させる。
実力上位の強豪相手に予想以上の立ち上がりを見せるイレブンに大きな期待感・・・。
前半10分を過ぎて一進一退のゲーム展開にも度々見せるトレーニングの成果によるチャンスメイクにベンチ指導陣も納得の表情・・・
ピッチ、ベンチとも安定感あるゲーム運びにその後の危機を予感することはない・・・



ともに先制点を狙いペースアップする中で徐々に破壊力ある相手攻撃がFC東DF陣に驚異的に迫る。
前半17分、FC東DF陣が与えたFKはペナルティエリアわずかに外、最大のピンチが訪れる。
迷わずゴールを目がけて振りぬいた相手FKにGKサムタイムグッド,藁昭蠅い辰僂い鮠紊某ばしてはじく、ゴール前に落ちたボールへ一斉に駆け寄る両チームイレブン。
FC東DF陣より素早くボールを蹴り上げた相手FWのシュートはこの試合始めてネットを揺らす。
隙がない見事な詰めを見せた相手FWの先制点。0-1。
イレブンは相手ペースになるべく先制点を奪われどんな反撃を見せるのか・・・?

前半終了間際、相手ゴール前の攻防でイレブンを更に追い詰めるアクシデント・・・
今大会支部予選から何度も窮地を救ったポイントゲッターFWボンバーマンの負傷退場。
競り合ったヘディングで顔面強打したボンバーマンは止血しながらも再びピッチに戻ろうとする。
行きます・・・
ダメだ・・・我慢しろ

ハーフタイムのイレブンは思わぬアクシデントにも目に見える動揺はないような・・・残り20分に東魂スピリッツを見せてくれるはず。
後半、明らかにリズムが変わるイレブン。
スピード感ある相手攻撃陣への対応が少しずつ遅れを見せ始め振り回されるイレブンの体力は消耗する。
運動量が落ちた攻撃は連動しない単調なパスやスペースを作れない動きでチャンスを潰す。
退場したボンバーマンの定位置ワントップに入った惑星ミクシーが激しく動く。
それでも慣れないポジションで繋がらないボールに苛立ちを見せる。
時間は刻々とタイムアップへ近づく・・・
空回りする攻撃陣、振り回される守備陣、起死回生の同点弾は生まれるか・・・?
リズムを作れないイレブンも最後まで勝負を諦めない。

しかし・・・ 「ピッピー・・・
響き渡る主審の笛が初戦敗戦を告げる。
イレブン、指導陣、自信を持って望んだ大会の初戦に惜敗。
前回の公式戦に続いてまたもや歴戦の強豪相手に力負けのイレブンは残り1戦に全てを注ぐ。

予選リーグ 1試合目  0-1 負け



予選リーグを自力突破する為にも絶対に勝利するしかない2戦目。
初戦敗戦後のミーティングではもう一度イレブンの気持ちをひとつにする指導陣。
顔を上げよう・・・仲間の顔を見ろ・・・自分だけじゃない・・・みんなで切磋琢磨してきたからここにいるんだ・・・仲間の為に全力で戦おう・・・
最後の公式戦にしたくないイレブンの背水一戦チャレンジが始まった。
初戦となる相手チームに対して2戦目となるFC東U12イレブンは幾分落ち着いてゲームに望めるはず。
ボールをキープして最後尾からビルドアップしたいイレブンに鋭い出足でプレスにかかる相手FW。
中盤でボールを繋ぐことでリズムを掴むイレブンの歯車が思うように噛み合わない展開で序盤が過ぎる。
5分、パスワークが鈍いイレブンも中盤を省略した大きな縦へのパスでチャンスを作る。
小さな大エースГ亮陣からのスルーパスは右サイドから中央へ走りこんだ惑星ミクシーにとおる。
相手DFとのスピード勝負に30メートルを走りきって右足でボールを捕らえる。
流れを掴む為にほしい先制ゴールがネット右隅に突き刺さる。1-0。
ようやく笑顔が出てきたイレブンはいつものヒガシスタイルサッカーを見せ始めるか・・・!?
10分・・・15分・・・・先制したイレブンが奏でるリズムは音階不明・・・ペースを掴めないまま前半を終える。



ボンバー行けるか?
はい!
ハーフタイムに指揮官は決断。
1戦目に負傷退場して2戦目をベンチでスタートした豪速ボンバーマンを後半から投入して流れを変える。
後半、本来のポジションに戻り「さぁ〜これから・・・」のイレブンの出鼻を挫く相手の同点ゴールは開始1分ゴール前のこぼれ玉を押し込まれる。1-1。
同点にされたイレブン、追いついた相手チーム、ともに激しさ増すボールの奪い合いは攻守交替が早い熱戦となる。
中盤でのボール支配を自由にできないイレブンは普段見せないボールコントロールミスを繰り返す。
10分過ぎ、ゴール前に飛び込んだリアルキャプレンITBOYはジャンプ一番へディングシュートでゴールを狙う。
ゴール枠を外れて落ちたボールにすかさず反応した小さな大エースГ渾身の力で右足を振りぬく。
ゴ〜ル・・・・・!
重苦しい雰囲気の中で起死回生となるゴール。2-1。
更なる追加点を狙い一気にたたみ掛けたいイレブンはボンバーマンにボールを集める。
そしてまたもやボンバーマンに悲運が・・・
顔面にボールを受け再び出血したボンバーマンは初戦に続いてまたもや負傷退場。
イレブンは1点リードをアドバンテージにすることなく相手のカウンターの脅威に要害堅固のDF陣が綻びを見せだす。
17分、ペナルティによるFKを与えたイレブンにまたもや最大のピンチか・・・?
相手キッカーはゴールマウス目がけて強烈な直接シュート・・・・ボールは豪快にネットを揺らす。2-2。
残り数分間、両チームの勝利への執念は譲ることなく勝負を分けるホイッスル。
FC東U12イレブンにとっては予選リーグ自力突破がなくなる本当に痛い引き分けとなる。

予選リーグ 2試合目 2-2 分け



決勝トーナメント進出へ微かな望みを残しての試合後のミーティングはイレブンの心に響けと熱く語りかける指揮官の声。
一生懸命やった・・・・しかし普段通りのプレーが出来なかった・・・・もちろん相手も強い・・・・オレもくやしい・・・・お前達の力はこんなもんじゃない・・・しかしこれがサッカーだ・・・

サッカーには様々な要素がある・・・・人間教育にはもってこいのスポーツだと指導陣は信じる。
僅か12歳のジュニアサッカーでも「心・技・体」で上回ったチームが勝ち進む。

FC東福岡U12イレブンの最後の公式戦、予選リーグを勝ち上がったのはイレブンより「心・技・体」で上回った2チーム。

イレブンの公式戦は終わった。
ジュニアサッカーはあと2ヶ月足らず、最高の仲間とのクラブヒガシスタイルのサッカーはもう少しできる・・・

最終成績

第40回九州ジュニアU12サッカー大会 

福岡支部大会 優勝
福岡県大会 予選リーグ敗退

| chairman | 20年度TRG | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
Comment
2009/02/11 2:50 AM posted by: チェアマン
FC東福岡U12イレブン、大きな目標に向かってしっかりとチャレンジしてきたプロセスは必ずや今後に活きて来るはずです。
いい結果が出た時よりもそうでない時の方が振り返りそれまでのプロセスを見つめなおす機会が多いと思います。
今回はイレブンにとって悔しく残念な結果になりました。
しかし、ここまでの準備を振り返るときっちりとやるべきことをやって各自日々成長する姿を十分に見せてくれました。
そしてイレブン自身も指導陣もサポーターも本当に大きな期待感を持って大会に挑むことができました。
ポジティブに考えるとここまで出来たことで十分な成果であり成長です。
そして大会での結果はイレブン、指導者にとってのひとつの課題としてサッカーの神が与えてくれたものだと思います。
イレブンにとっての人生、そしてサッカーライフはまだまだ前半3分を過ぎたぐらいでしょう。
まだまだゲームは長く続きます。そしてたくさんの試練が訪れると思います。
今回の経験が次なる試練に活かされる時は必ず来るでしょう。
プロセスも結果も素直に受け入れて一歩一歩前進していきましょう。
我々指導陣もまだまだ経験不足を痛感しました。
引き続きイレブンと同じく向上心をもってチャレンジしていきます。
サポーター皆様、今後とも応援宜しくお願いします。


2009/02/13 10:55 PM posted by: 指揮官K
まさに、これが、サッカー!という言葉を
身をもって感じた1日でした。

なにが起こるかわからない、絶対はない。
だからこそサッカーは面白いんでしょうが・・・

しかし、九州に連れてってあげたかった。

選手たちと一緒に勉強させてもらいました。

だが、クラブヒガシのサッカー理念というものは、
やはり、間違ってないと確信した1年でもありました。

この時期の選手のやるサッカーは、華麗かつ、強かった。

あとは、メンタル部分をさらに強化です。

俺が君たちを教えてあげれるのは、あとわずか。
次のステップへ向けて、最大限伝えていこうと思ってます。
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